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アンダラ・ヒーリング・クリスタルが最初に見つかったのは、1967 年2 月のことでした。
北米、シエラネバダ山脈のふもとに住む、97 歳になるチョクタウ族のメディスンウーマン、
(故)レディ・ネリーがたった一つだけ見つけたのです。
それから十年ほどたって、アリー・キースという霊能者ヒーラーが、
レメディー(薬)の事でレディーネリーのところを訪れました。
ネリーの持っていたアンダラ・クリスタルを目にしたアリーはとても興奮しました。
このクリスタルだわ!ずっこのクリスタルのビジョンを見せられていたのよ!と彼女はネリーに言いました。
そしてほかの、特に緑の石は? とネリーに聞きました。
ネリーは自分の土地(約1200エーカー)で見つけたのはこれだけだと言いました。
アリーはもっとたくさん見つけて欲しい、そうしたら全部を買い取りたいからとネリーに伝えました。
そんなわけで、家に戻ったネリーは孫たちとアンダラ・クリスタルを探し始めました
(もっともその時にはアンダラという名前もついていなかったのですが)。
かなり長い間探しても一つも見つけることができないまま、彼らは家に戻りました。
その報告を受けたアリーはかなり憤慨して、そんなはずはないから、もう一度戻って探してみてください。
今度は、ユニコーンが遊びながらお互いの角を擦りあった時に出た粉だという白い粉を探すようにと、ネリーに言ったのです。
ネリーは実はこの白い粉の事を知っていました。前に何度も自分の土地で見たことがあったからです。
そこでネリーは孫たちと一緒に、今度はその白い粉を見かけた場所へ行ってみたのです。
そして石塊の周りの泥土をとって洗ってみると、これまで見たことのないような実に美しいクリスタルが現われたのです!
見た目はガラスのようですが、火山性のオブシディアン(黒曜石)にも似ていました。様々な美しい色の石がありました。
ネリーと子ども達はできる限り沢山集めると、全部で900ポンド(約408 kg)にもなりました。
アリーはにっこり微笑んで「この惑星の人々は、このクリスタルという贈り物を受け取る準備ができたのだわ、
きっと地球はすぐにもっと用意してくれるでしょう」と言いました。
そしてひと月ほどたった頃、その通りに地震が起きて山の斜面が崩れ落ち、数トンの美しいクリスタルが現れました。
アリーに連絡してその素晴らしい知らせを話すと、アリーは「できるだけ拾い集めてくださいね。
いつか地球はそのタネ(クリスタル)を取り戻すでしょうから」と言いました。
その後、また別の地震が起こって山が崩れてしまい、クリスタルの大半がまた何トンもの岩や土に覆われてしまいました。
その後10 年間というもの、ネリーは家族らと埋もれなかったクリスタルを拾い集めました。
ネリーの要請により、このクリスタルは何年もかけて地球の四隅へと配られていきました。
ネイティブ・アメリカン、精神的指導者、先生ら、ヒーラー、シャーマン、
そして今癒しを必要とするたくさんの人々が、これらの驚くべきクリスタルを所有しています。
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地球のパワフルなボルテックスのひとつであるシャスタ山の麓、シエダネバダ山にて、
ネリーご婦人が預言されていた不思議なクリスタルを見つけたことから、すべては始まりました。
そのクリスタルの傍には、必ず白い粉がありました。
この白い粉は約20万年前に隕石が落ちて内破した名残りだと信じられ、いにしえの昔に次元間の内破が起こった時のもので、
その事象が白い粉、いわゆるエセリウムを生み出すことになったと言われています。
その二千年後にレムリアの巨大な寺院がこの土地に出現し、その寺院の名前がアンダラという名前だったそうです。
その意味は「光の街」(City of Light )。
このエセリウムの粉は、ユニコーンの角の粉と言われており、ある著名なチャネラーによれば、
これまでの理解を越える特質を持ち、人間のバイブレーションを上げ、大宇宙の波動との調和をもたらし、
究極の意識状態を求める者に、静寂さと平穏を与えてくれるそうです。
アンダラ・クリスタルは、物理学者の研究により、
特別な単原子(monatomic) の金属元素をもち、通常の金属元素とは大きく異ることが判明しました。
単原子金属は超伝導体として作用します。物質が二元化(プラスとマイナス、陰と陽)する前の状態、
つまりゼロ磁場と同じ、ゼロポイントエネルギー( ZPE )を伝導します。
ゼロポイントエネルギーというのは奇跡のようなフリーエネルギーであり、無制限で自然、かつ自由なエネルギーです。
全宇宙には、微細に振動する高波動のエネルギーが充満していて、それがすべての生命を育む源のエネルギーです。
アンダラはエセリウムという物質が高温で熱しられ、結晶化したものです。
エセリウムの白い粉は、必ずアンダラの付近で産出されます。
ユニコーンの角をこすり合わせた時にできた粉と言われており、この白い粉を研究所で調べてみたところ、
素晴らしい電磁的特質をもち、地球上では非常に珍しい物質であることが分かりました。
それは分子、粒子、微粒子、量子、ナノテクノロジーなど、
最前線の科学とスピリチュアルな分野が統合されるような発見だったのです。
エセリウムという特異な天然のミネラルは、人体の電磁界を強め、安定化させるという驚くべき特質を持っています。
この白い粉の発見は、科学的にも様々な方向で興味深い展開を見せています。
アンダラが結晶化して、新たな物質に変容していくプロセスは、錬金術、アルケミーの領域であり、
宇宙的な高次元のエネルギーがこの世に個体化した奇跡のような現れです。
アメリカのブルース・タイニオの1997 年のレポートによれば、アンダラ・クリスタルの電磁界を分析したところ、
電磁場の放射パターンが通常のガラスとは異なることがわかりました。
またアンダラクリスタルはヘリオセントリック(Heliocentric) と呼ばれる、
太陽中心の構造をしているということが分かりました。
つまりアンダラは太陽の光を吸収し、その中心で(クリスタルの螺旋構造において)光を跳ね返すのです。
アンダラ・クリスタルを自然の太陽光のなかで手に持つことは、科学的にもヒーリング効果が認められているのです。